【新報おきなわ１０月号】　コザ十字路通り会（旧銀天街）のドーナツ店「ダウンタウンドーナツ」と那覇市樋川にある味噌汁と焼きおにぎりの店「ＭＥＧＲＯ（メグロ） miso soup stand」が８月７日、店舗を入れ替える企画イベント「Ｓｗｉｔｃｈ（スイッチ）」を開きました。

　緊急事態宣言で時短営業や移動制限を求められる中、店舗を入れ替えることで両市の近隣住民に知ってもらうアイディア企画。沖縄市で初めて営業したメグロの味噌汁は沖縄の「カチューユー」式で、焼きおにぎりも含め全国各地の味噌や醤油を選んでオーダーする専門店。

　メグロの目黒龍二代表は「以前の仕事がバリスタ（コーヒー専門職）で発酵コーヒーに興味を持ち、約１年かけて全国の味噌や醤油の醸造所を巡り買い付けた。熟成期間でも味が異なるのでコーヒーのフレーバーを楽しむように食べてほしい」。
　逆に那覇で初営業した石原大輝代表は「この企画は両店にも刺激になる。また、お客様にとっても良いサービスになればうれしい」と話していました。