りゅうちゃん新報
どんぐり公園にどんぐりを 池城安雅さん
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池城安雅さん |
【りゅうちゃん新報1月号】 小禄在住の池城安雅さんは、小禄どんぐり公園、金城公園にどんぐりの木を植えようと日々健闘しています。
池城さんは『どんぐり公園』にどんぐりの木を植えたいと5年前に行政に掛け合い、了解を得て個人で作業を開始。奄美以南の南西諸島の固有種で『日本一大きいドングリをつける樹』として有名なオキナワウラジロガシを根付かせるために頑張っています。
植物に詳しい元同僚からどんぐりの苗を提供してもらい、どんぐり公園で何度か植え替え。柵を作り枝の支え棒を添えて見守っていましたが、土質の問題や、心無い人に苗を抜かれることも数回あり、ことしの11月には6回目の苗植えが実施され、成長を見守っています。
「オキナワウラジロガシは、首里城本殿の建材としても用いられ、成木になるには20年程かかると言われています。これだけは自分自身で育て上げようと思っています。街の活性化にもなると思うので、20年後を楽しみに、どうか軽い気持ちで抜くなんて行為はやめていただきたいです」と池城さん。成長を楽しみに日々の作業に余念がありません。
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柵をのぞき込む池城さん |
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この日も、添え木がとられていました |
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黒の覆いは、日よけ用 |
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すくすくと育つ苗 |