「未来を託すモニュメントを」 泊こがね会

琉球新報ローカルブログ

2024年05月13日 15:30









講師を紹介



【ちんぼ~ら4月号】 泊こがね会の定例会が3月18日に開かれ、対馬丸記念館理事ふたりを招いて『泊小学校平和モニュメントの建立について』と題した説明会が開かれました。

 泊小学校平和モニュメントの建立は、対馬丸記念館開館20周年・対馬丸事件80周年祈念事業の一環として進行。2月に『対馬丸記念館の20周年を支える会』も発足し、慰霊祭や記念誌の発刊なども記念日の8月22日に向けて進められています。

 通常活動の前に山田義浩会長は「昨年、垣花小学校に建てられた対馬丸の記念碑を、83人が亡くなり市内小学校で1番犠牲が多かった泊小学校にもという声があがっています。きょうは、対馬丸記念館の外間邦子常務理事、嶋田玲子理事にお話を伺おうと思います」と講師を紹介。

 対馬丸事件の概要を説明した外間常務理事は「わたしも泊生まれの泊んちゅです。これからの子どもたちに、夢と希望、未来を託すということで慰霊碑でなく、モニュメントの建立をと思っています」と伝えしました。

 参加者のメンバーにも3人の遺族がおり、質疑応答でも活発に質問。やさしく解説する講師に「詳しい話をありがとうございました」とお礼を伝えていました。








山田義浩会長







外間邦子常務理事 嶋田玲子理事







通常活動の前に説明会が実施されました







会員にも遺族が







会長と外間さんが同窓生とわかりほっこり



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