ホテルの客室を活用した書房と店主の花城美和子さん
【新報おきなわ5月号】 沖縄市役所近くのホテル跡にある街角書店『波止場書房』に、各地から本愛好家が訪れています。
県内で大手書店の閉店が相次ぐなか、昨年12月にオープンした同書房は、哀愁を帯びた『赤坂ホテル』1階客室の約10平米に、約千冊の本が展示販売されていて、フロントもレジとして活用しています。
元ホテルの看板が目印で「世代を超えたプラットホーム」のようにと願いを込めた店名『波止場書房』。店主の花城美和子さん(36)は「私の大好きな『旅』をテーマにした本や沖縄関連本を中心に置いています。波止場の書籍から旅を楽しんでほしい」と来場を呼びかけています。
営業時間は12時~18時、火曜定休
問い合わせは、090(7291)9181
ぎっしり並ぶ『旅』をテーマにした本や沖縄関連本
レジとして活用したホテルのフロント
入り口付近にも並ぶ書籍
「守礼の光が見た琉球」刊行記念の1959年~1972年の写真展示
「赤坂ホテル」の看板が目印の波止場書房