愛鳥週間啓発講話を行う吉見裕子獣医
【新報おきなわ7月号】 沖縄こどもの国は5/10~5/16の愛鳥週間啓発講座「傷病鳥獣って知ってる?」を5月18日、園内の動物センターZOOスクールで開催しました。
吉見裕子獣医から野鳥たちの子育てシーズンにヒナの保護(誘拐救護)が増える時期、糸や釣り針、ネットなど人間の出すゴミなどが原因でケガをする野生動物(傷病鳥獣)の原因や現状、動物園の取り組み等を紹介しました。
吉見獣医から「傷病鳥獣を防ぐためのアイディアは無いか?」との呼びかけに参加者らは「自分事として考える、飼育している猫や犬などを放さない教育が必要」など、多くの意見が寄せられました。
傷病鳥獣リハビリ担当の仲間信志(のぶひろ)飼育員は「鳥を据える(腕に動かないように載せる)訓練やジャンプアップのトレーニングで、野生復帰を目指している」と説明しました。
ケガで保護したチョウゲンボウを紹介する仲間信志 飼育員
ケガで保護したコノハズク
傷病鳥獣について紹介
どんな理由で傷病鳥獣が被害にあうか説明
傷病鳥獣のリハビリについて紹介する仲間信志 飼育員