慰霊の日特別プログラム 平和へのメッセージ 沖縄こどもの国

琉球新報ローカルブログ

2024年09月19日 15:30









頭上から舞い降りるハト型の平和のメッセージをつかみ取る子どもたち



【新報おきなわ8月】 沖縄こどもの国ワンダーミュージアムで6月23日、『慰霊の日特別プログラム 平和へのメッセージ』を開催しました。

 正午の時報前に朗読ユニット「絵本のとびら」(玉城乃野さん、石底マキさん)の2人が戦争と平和をテーマにした絵本「わたしのやめて」「ぼくのこえがきこえますか」の2冊を読み聞かせました。

 職員の玉那覇千秋さんは「けんかじゃない人間同士の争いで『人の命まで奪うことを想像をしてみて。私も殺されそうになったら人を傷つけてしまうかも知れません。でも分かり合えたり、解決できるのも人間なんだと思います」と企画に対する思いを話し、来場者全員で平和を祈る黙とうを行いました。

 頭上から平和の象徴であるハトをモチーフとしたペーパークラフトに添付された7種の「平和のメッセージ」が舞い降りると、子どもたちは歓声を上げてつかみ取りました。
 「みんなの命は遠い日の命とつながっているんだよ。今日ある命の尊さを感じて、知る日でもあります」と書かれたメッセージを受け取った、沖縄市の小学4年生、福元芽依さん(10)は「平和がずっと続いた方がいいと思う」と感想を話しました。








絵本「わたしのやめて」を読み聞かせる石底マキさん







絵本「ぼくのこえがきこえますか」を読み聞かせる玉城乃野さん







来場者全員で平和を祈る黙とう







平和のメッセージを待ちわびる子どもたち







平和のメッセージを受け取った福元芽依さん



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